春のグランプリ宝塚記念(G1、芝2200メートル、26日=阪神)の最終追い切りが22日、東西トレセンで行われた。

今年の天皇賞・春を7馬身差で圧勝し、ファン投票1位となったタイトルホルダー(牡4、栗田)は美浦ウッドで2頭併せ。アムールマルルー(古馬1勝クラス)の内を2馬身半追走から併入した。時計は5ハロン67秒7-11秒2。2週連続で追い切りにまたがった横山和生騎手(29)が共同会見に出席し、追い切りの感触、レースに向けての意気込みを話した。一問一答は以下の通り。

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-ファン投票1位での参戦

横山和騎手 たくさんの人に応援されて、そんな馬と一緒にこの大一番に来られて、心待ちにしていました。

-前走天皇賞・春1着を振り返って

横山和騎手 タイトルホルダーと一緒にリズム良く、仲良く走ろうと決めていたので、その通りの走りができたのかなと思います。

-1週前追い切りは

横山和騎手 すごくリズムが良くて、有馬記念の時のような力みなども感じなくなってきた。

-最終追い切りの内容は

横山和騎手 先週もいいなと思いましたが、今週はもっと良くなっていると感じた。馬のリズムだったり、走る姿勢だったり。不安なく臨めそうです。

-栗田師とはどんな話を

横山和騎手 良かったねと。ひと言ふた言くらいのものでした。

-舞台について

横山和騎手 阪神コースは距離が違いますが、成績を残していますし、今のタイトルホルダーとなら大丈夫だと思っています。

-コンビ結成してから初のコーナー4つ

横山和騎手 3歳の頃とか走っているのを見ていましたし、そんなに不安には思っていないです。

-相手関係は

横山和騎手 楽しみですよね。いろんな馬がいて。タイトルホルダーを一番いい形でゴール板に向けられるように、頑張りたいです。

-同型(先行馬)との兼ね合いは

横山和騎手 競馬ですからね。いつかそういう場面には出くわすと思うので、今のタイトルホルダーならこなしてくれると思います。

-ファンに向けて

横山和騎手 たくさんの方に応援していただき、本当にありがとうございます。タイトルホルダーと一緒に頑張ります。よろしくお願いします。