夏の小倉開幕を飾るサマースプリントシリーズ第2戦・CBC賞(G3、芝1200メートル、7月3日)で、ルーキー今村聖奈騎手(18=寺島)が重賞初騎乗を迎える。

相棒はハンデ48キロのテイエムスパーダ(牝3、五十嵐)に決まった。今村騎手は「(依頼の)お話は聞きました。騎乗したことはありませんが、頑張りたいです」と意気込んだ。

デビュー4カ月で、すでに16勝を挙げる期待のホープ。手綱さばきが評価され、声がかかった。スパーダを管理する五十嵐師は「斤量が48キロになり(当初騎乗予定だった)国分恭騎手が乗れないとのことなので、今村騎手でいきます。ハンデを生かして、前で運んでくれると思う」と積極的な騎乗に期待した。

人馬は29日水曜の最終追い切りで初コンタクトをとる予定。今村騎手は「前走の勝ち方が強かったと思います。追い切りに乗って感触をつかみたいです」と集中力を高めていた。進撃を続ける新進気鋭のルーキーが重賞初騎乗初制覇を狙う。