8月28日、札幌でサマースプリントシリーズ第5戦・キーンランドC(G3、芝1200メートル=1着馬にスプリンターズS優先出走権)が行われる。今年も快速自慢が顔をそろえるが、確たる主役不在の混戦ムード。ここなら重量的に有利なウインマーベル(牡3、深山)が中心か。

3番人気レイハリア(左)が、未勝利から4連勝を飾った(2021年、札幌競馬場)
3番人気レイハリア(左)が、未勝利から4連勝を飾った(2021年、札幌競馬場)

■キーンランドCの見どころ

ウインマーベル(牡3、深山)は確実な末脚が持ち味で、橘S→葵Sと連勝中。パワーもあるので洋芝もこなせる。デビュー以来11戦で掲示板を外したのは、直線で挟まれる不利があり15着に敗れたファルコンSのみ。ここも大崩れは考えづらい。


昨年の覇者レイハリア(牝4、田島)はそれ以降、勝ち鞍がないが、前走・函館SSでは見せ場たっぷりの4着。復調気配を感じさせた。その先行力は今回も脅威になる。


高松宮記念で3着に粘ったキルロード(セン7、田村)は前走・函館SSで直線失速し6着。それでも0秒5差と悲観する内容ではない。巻き返しを警戒したいところ。


他にも朱雀S→福島テレビOPと連勝し勢いに乗るオパールシャルム(牝5、武藤)、青函Sの勝ち馬で洋芝4戦4勝のヴァトレニ(セン4、長谷川)、前走・アイビスSDで重賞初制覇を飾ったビリーバー(牝7、石毛)、前走は案外も2走前の鞍馬Sが鮮やかだったシゲルピンクルビー(牝4、渡辺)、1200メートルに戻るメイショウミモザ(牝5、池添兼)などにも注意が必要だ。


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