123期の松崎広太(24=茨城)が急成長を見せている。

3月松山のルーキーチャンピオンレースでは、打鐘過ぎから先行し、最終3角まで粘り7着だったが、番手の同県篠田幸希が抜け出し優勝した。それ以降の5場所はすべて決勝入りし、うち2度優勝。ついに競走得点は93点に達した。

「ルーキーチャンピオンで刺激をもらいました。どんな展開でも対応できるようになりました。2分戦も苦ではないです」

初日の予選4Rは浜田翔平との対決だが、堂々とした顔つきだった。

「今後は何でもできる選手になりたい」と将来像を描くが、まずは追走選手に信頼してもらえる自力選手として、力を付ける時期。同期からの刺激で、これからの成長に目が離せない。