9月4日、新潟でサマー2000シリーズ最終第5戦・新潟記念（G3、芝2000メートル）が行われる。今年も混戦模様だが、注目は前走・ラジオNIKKEI賞で重賞初制覇を果たした3歳牡馬フェーングロッテン（宮本）だ。
- 12番人気マイネルファンロンが、直線では外ラチ沿いから差し切って重賞初制覇を飾った（2021年、新潟競馬場）
■新潟記念の見どころ
フェーングロッテン（宮本）は前々走の白百合Sを逃げ切り、前走は好位から差し切りと自在性が持ち味。ハンデが鍵となりそうだが、初の古馬相手でも好勝負が可能な能力を備えている。
ヒートオンビート（牡5、友道）は勝ち切れないものの、天皇賞・春4着、日経賞3着など一線級が相手でも崩れない。ここは重賞初制覇の大チャンスだ。
サンレイポケット（牡7、高橋忠）は昨年の天皇賞・秋、ジャパンCでともに4着と実績はトップクラス。今年も堅実な走りを続けており、軽視できない。
他にも、ヒートオンビートに2馬身半差をつけて七夕賞を完勝したエヒト（牡5、森）、同じ舞台の新潟大賞典で2着に好走しているカイザーバローズ（牡4、中内田）、関越Sでオープン初勝利を飾ったイクスプロージョン（牡4、杉山晴）、3年前の勝ち馬ユーキャンスマイル（牡7、友道）なども目が離せない。
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