ルーキー今村聖奈騎手(18=寺島)が今年のJRA45勝目を挙げた。1年2カ月ぶりの2番人気プロミストウォリア(牡5、野中)と逃げを打ち、ほぼ馬なりのまま軽々と押し切った。勝ち時計は1分52秒4。

新潟2R(2歳未勝利、芝1600メートル)を逃げ切って、JRA女性騎手年間最多勝記録を更新する44勝目を挙げたばかり。この日2勝目でさらにその数字を伸ばした。

今村騎手は「追い切りにも乗せていただいて、素晴らしい馬だと思っていました。このレースが待ち遠しかったです。1枠1番を見てどうしようかと思っていましたが、4キロ減もあるので、スピードに乗れたらハナを主張しようと思っていました。ブランクを感じさせない走りで、道中も余裕がありましたし、物見もしていました。終わってからもケロッとしていましたし、すばらしい馬です」と、長期休養明けのレースを制したパートナーをたたえた。