エリザベス女王杯(G1、13日=阪神)に出走予定のデアリングタクト(牝5、杉山晴)は、松山騎手を背にCウッドで3頭併せを行った。

アトレイユ(3歳1勝クラス)を前、ベレヌス(古馬オープン)を後ろに置いて、直線は反応鋭くラスト11秒4をマーク。ゴールではアトレイユを6馬身置き去りにし、一杯のベレヌスと併入。躍動感あるフォームに上昇度がうかがえた。

杉山晴師は「前回は併せ馬をやらなかった。今回はあえて馬の間に挟んでプレッシャーをかけた。しっかり負荷をかけられたし、状態は復帰後の3戦と比べてもいい」と巻き返しへ自信を見せた。