8日に30歳で死んだコンサートボーイの献花台が14日、大井競馬場に設置され、97年帝王賞などで勝利に導いた的場文男騎手(66)がこの日、花を手向けた。

的場騎手は「根性があった馬。並んだら負けなかった。一番の思い出はバトルラインとアブクマポーロを負かした帝王賞。(98年の)東京記念も斤量(59キロ)を背負ってサプライズパワーを負かして。たくさんいい馬に乗ったけど、思い出に残る名馬の1頭。こんな馬がまた大井から出てくれれば」としのんだ。

献花台は今開催中、開門から最終レース発走まで、L-WING1階東側通路付近に設置される。