12月4日、中京でダート王を決めるチャンピオンズC(G1、ダート1800メートル)が開催される。

チャンピオンズCを制したテーオーケインズ=2021年12月5日、中京競馬場
チャンピオンズCを制したテーオーケインズ=2021年12月5日、中京競馬場

■チャンピオンズCの見どころ

主役を務めるのは、昨年の覇者テーオーケインズ(牡5、高柳大)だ。1年前は2着チュウワウィザードに6馬身差の圧勝を飾り、底知れない能力を感じさせた。今年はサウジC(8着)と帝王賞(4着)で苦杯をなめたものの、平安SとJBCクラシックを完勝。中京ダート1800メートルは2戦2勝とパーフェクトな戦績で、連覇の可能性は高い。


ジュンライトボルト(牡5、友道)は、ダート転向後3戦目の前走でシリウスSを制した。上がり最速で差し切った内容は高い適性を感じさせ、まだまだ伸びしろを感じさせる。前走と同じ中京で一気に頂点をつかむか。


3歳馬クラウンプライド(牡、新谷)は、JBCクラシックでテーオーケインズの2着に逃げ粘った。UAEダービーを制した素質馬で、強い3歳世代のダート路線でトップクラスにいることは間違いない。展開次第では大金星も。


ジャパンダートダービーの覇者ノットゥルノ(牡3、音無)も好素質の3歳馬。古馬と初対戦だった日本テレビ盃は馬場が合わず7着に敗れたが、まだ見限れない。


みやこSで復活勝利を飾ったサンライズホープ(牡5、羽月)は出遅れたことが奏功し、差す競馬で新味が出た。末脚を警戒。


グロリアムンディ(牡4、大久保)はダートで5戦4勝、2着1回と底を見せていない。宝塚記念以来の実戦だが、上位争いも可能だ。


他にも、中京では安定した走りを続けるオーヴェルニュ(牡6、西村)、距離延長が鍵だが、今年DG競走3勝のシャマル(牡4、松下)、3歳ながら古馬相手の重賞でも大崩れしていないハピ(牡、大久保)など、目移りするメンバーが顔をそろえる。


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