肩の負傷から9月17日に実戦騎乗を再開していた北村宏司騎手(42)が、単勝6番人気アントニオヒロキ(牡2、北出)とのコンビで勝利。復帰後初Vを挙げた。

スタート直後につまずき、後方からの競馬となったが、直線大外から勢い良く追い込み、2着馬に1馬身3/4差をつけた。勝ち時計は1分56秒2。北村宏騎手は「ゲートで後手を踏んだぶん後ろからになりましたが、最後までしっかりと走ってくれました。この距離で良さが出ました」と振り返った。

同騎手は今年の3月21日中山9Rの騎乗を最後に肩の負傷のため戦線を離脱。約半年ぶりに復帰し、68鞍目で復帰後初となる勝利を飾った。そのことについて聞かれると「ありがとうございます」と笑顔で話した。