ワールドクラスのエスコートだ。ライアン・ムーア騎手(39)騎乗の3番人気ヴェラアズール(牡5、渡辺)が3連勝で、G1初参戦Vを決めた。

<ジャパンカップ・アラカルト>

☆ヴェラアズール 初出走で初勝利。JRA・G1も初出走で初勝利。JRA重賞は京都大賞典に続く今年2勝目、通算2勝目。

☆渡辺薫彦調教師 管理馬初出走で初勝利。JRA・G1は管理馬延べ13頭の出走で初勝利。これまでの最高着順は19年桜花賞(シゲルピンクダイヤ)の2着。JRA重賞は本馬による京都大賞典以来の今年2勝目、通算4勝目。

☆ライアン・ムーア騎手 13年(ジェンティルドンナ)以来、通算2勝目。JRA・G1は19年朝日杯FS(サリオス)以来で今年初勝利。通算9勝目。JRA重賞も19年朝日杯FS(サリオス)以来で今年初勝利、通算17勝目。

☆エイシンフラッシュ産駒 産駒初出走で初勝利。JRA・G1は産駒延べ8頭の出走で初勝利。これまでの最高着順は今年の皐月賞(オニャンコポン)の6着。JRA重賞は本馬による京都大賞典以来で今年3勝目、通算3勝目。

☆馬主・(有)キャロットファーム 14年エピファネイア以来、通算2勝目。JRA・G1は21年ホープフルS(キラーアビリティ)以来で今年初勝利、通算31勝目。JRA重賞はアルテミスS(ラヴェル)以来で今年6勝目、通算128勝目。

☆日本馬 06年のディープインパクトから17連勝中。

☆青毛 初勝利。JRA・G1は16年秋華賞ヴィブロス以来で、他にはヴィルシーナ、ビートブラック、シーザリオなど通算7頭で8勝目。

☆関西馬 21年コントレイルに続く2年連続で、通算は関西馬22勝、関東馬6勝、外国馬14勝。

☆牡馬 21年コントレイルから2年連続通算29勝目。

☆単勝3番人気 19年スワーヴリチャード以来通算8勝目。

☆5歳馬 20年アーモンドアイ以来通算13勝目。

☆3枠 19年スワーヴリチャード以来で通算7勝目。1、8枠に並ぶ最多勝。

☆6番 10年ローズキングダム以来12年ぶり通算4勝目。最多勝は14番の6勝。

☆外国人騎手の1~4着独占 82年以来40年ぶり通算3度目。

☆生産者・(有)社台コーポレーション白老ファーム(※社台ファーム白老、白老ファーム名義を含む) 04年ゼンノロブロイ以来で通算3勝目。JRA・G1は20年NHKマイルC(ラウダシオン)以来で今年初勝利、通算26勝目。JRA重賞は本馬による京都大賞典以来で今年4勝目、通算126勝目。

☆売り上げ ジャパンCの売得金は211億9667万3600円で前年比98・6%と微減。昨年は3冠馬コントレイルの引退レースとして注目を集めた。また、東京競馬場の入場人員は5万3559人。当日は指定席、入場券の事前購入が必須となっていたが、入場制限をかけられていた昨年から大幅に増加した。

☆ジャパンCで父の雪辱を果たした馬 19年スワーヴリチャード(父ハーツクライは05年2着、04、06年10着)以来で通算5頭目。エイシンフラッシュは10年から4年連続出走も10、11年の8着が最高着順だった。