驚異の瞬発力でジャパンCを制したヴェラアズール(牡5、渡辺)が一夜明けた28日、帰厩した栗東の馬房で変わらない様子を見せた。

樫原助手は「午前0時半から1時くらいに帰ってきた。変わりなさそう。ごちゃつく場面もあったけど、脚も大丈夫そうです」。ゲートまで見送った同助手はスタンドへ戻りながらモニターでレースを見守った。「最後に詰まってあかんなと思ったけど…。厩舎にとっても大きなG1勝利になった。これを第1歩にどんどん出てくれば」と喜びの表情を見せていた。