2023年最初のJRA重賞は、1月5日に日刊スポーツ賞中山金杯(G3、芝2000メートル)が行われる。

フェーングロッテン(牡4=23年表記、宮本)が適距離で本領発揮だ。

前走の菊花賞は15着。久保助手は「前走は距離が長かった。度外視していい」と振り返る。

12月22日の追い切りでは僚馬ヴェルテンベルクと併せ馬を行い、鋭い伸びを見せた。「あの併せ馬は見た目が絶品だった。春から夏が充実期で、今も安定している。春に比べれば大人になった。距離は2000メートルくらいが合う」と、得意の中距離で巻き返す。