今年最初のJRA・GI、フェブラリーS(ダート1600メートル、19日=東京)の最終追い切りが15日、東西トレセンで行われた。根岸S6着から臨むケンシンコウ(牡6、小西)の小西一男師(67)が共同会見に出席した。一問一答は以下の通り。

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-前走根岸Sは最後方から追い込んでの6着でした

小西師 田辺騎手と話して、馬の良さを生かそうと。後ろから折り合いを付けて、最後に懸けてみました。思い通りの末脚を使ってくれましたね。

-初の1400メートルでしたが

小西師 レパードS(ダート1800メートル)を勝っていたので千八を使っていましたが、短い方にも適性はあると思っていました。

-中2週となりました。この間の調整方法は

小西師 以前は使った後に疲れが出たりしていたが、今年になってしっかりしてきました。精神的にも落ち着いて、順調に中間を過ごしています。

-1週前追い切りの動きの評価は

小西師 だいぶ元気だったので、馬の状態のままにやったらあの時計(美浦坂路で登坂。4ハロンを馬なり、全体時計53秒5)が出ました。

-最終追い切りの評価は

小西師 ちょっと癖のある馬。バシュロ騎手に乗ってもらって、癖を感じてもらいました。ハミに強いところがある感触だったようです。

-今回は東京ダート1600メートルとなります

小西師 この間の経験を生かして、千六をこなしてくれればなと。

-理想のレース運びは

小西師 前走は最後方から行きましたが、もう少し前で運べるのが理想ですね。

-バシュロ騎手と初コンビです。期待は

小西師 難しい馬です。誰が乗っても厳しいレースになると思いますが、うまく折り合って競馬をしてくれれば。

-G1初挑戦です。ファンにメッセージを

小西師 この馬の瞬発力を生かせればいい競馬になると思います。皆さん応援して下さい。

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