今年最初のJRA・G1、フェブラリーS(ダート1600メートル、19日=東京)の最終追い切りが15日、東西トレセンで行われた。
根岸S11着から巻き返しを期すテイエムサウスダン(牡6、蛯名正)の蛯名正義師(53)が、共同会見に出席した。一問一答は以下の通り。
-前走根岸Sを振り返って
蛯名正師 非常にいい状態で出したと思っていました。気持ちの方が途切れてしまったような感じに。レース後はケロッとしていて、あんまり走っていないのかな、という雰囲気でした。
-中2週の調整方法は
蛯名正師 順調に調教を重ねています。使った分、さらに中身が良くなっていると思います。
-1週前追い切りを振り返って
蛯名正師 根岸S自体、かなり作っていきました。それ以上の負荷をかけるというより、そのままレースに使えればなと。時計的にもそこまでやっていません。体重も増えないようにと気を付けながら、調整してきました。
-最終追い切りの内容は
蛯名正師 今日はクリストフ(ルメール)騎手が乗りたいということだった。3頭併せの真ん中で、彼が(前走後に)気持ちが途切れたと言っていたので、集中力を確認してもらいました。そこも最後まで続いていたとのことだったので、良かったと思います。
-馬具の工夫をされるとのことでしたが
蛯名正師 いろいろ考えています。今回、調教でいろいろとやりましたので、ジョッキーと話しながら考えたいと思います。
-去年2着の舞台です
蛯名正師 合わないということはないと思う。僕自身、厩舎としてもG1の舞台に立たせてもらえるのは光栄なこと。このチャンスをいいものに出来たらなと。
-理想のレース展開は
蛯名正師 いろんなことが出来る馬。差し切ったり、先行して押し切ったり。競馬自体が乗りやすい馬なので、前走の感じになったのかなと思っている。ペースなど、いろんなことに対応出来るのかなと。
-メンバー構成をみて
蛯名正師 G1なのでね。当然強いですけど、競馬なのでね。馬をいい状態で出走させて、いい結果が出れば最高だなと。
-厩舎としてはJRA・G1初出走となります。思いは
蛯名正師 大変ありがたく、非常に光栄だと思っています。それだけに期待に応えたいなと思っていますし、何とかいい競馬が出来れば。