22年度の栗東トレセン年度表彰が15日に行われ、昨年リーディングトレーナーに輝いた矢作芳人調教師(61)が優秀厩舎賞(関西)の第1位を獲得した。

授賞式を終えた矢作師は「改めてみんなでつかんだ賞なので、それが本当にうれしいです。昨年は継続して海外に挑戦した中で、国内でも賞が取れて良かったです。(コントレイル、ラヴズオンリーユーが引退し)厳しい年になると思っていましたけど、馬とスタッフに感謝しています。今年は昨年を上回る成績を挙げるために厩舎一丸となって頑張っていきたいです」と話した。

優秀厩舎賞とは勝率、1馬房あたりの勝利度数、1馬房あたりの獲得賞金、1馬房あたりの出走回数の4部門における総合得点によって決定されるもの。矢作師は20年から3年連続での受賞となった。