ポエティックフレア

父ドーンアプローチ

母マリアリー(母父ロックオブジブラルタル)

 

■戦績 11戦5勝

■主な勝ち鞍 20年キラヴランS、21年英2000ギニー、セントジェームズパレスS

■種付け料 500万円 初年度産駒は25年デビューへ

 

<社台SS関係者コメント>

英2000ギニーとセントジェームズパレスSを制したガリレオ系種牡馬であり、当牧場では初となるガリレオ系種牡馬でございます。イギリス伝統の2つのマイルG1は勝ち馬に多くの活躍種牡馬が並ぶレースで、どちらも制した本馬には相当な期待がかかっております。

一言にガリレオ系、といってもスピード性能に特化したタイプで、それは血統背景にも表れています。父の父ニューアプローチは高松宮記念勝ち馬のシンコウフォレストの弟。1400メートルのG1を2勝、そして2000メートルのG1も2勝。さらにはイギリスダービーまでも制し、ダービーディスタンスもこなせる快速馬として活躍いたしました。

さらにその産駒であるドーンアプローチはさらにスピードに特化した競走馬で、1200メートルの2歳G2を制し、1400メートルのG1を2勝。さらに本馬と同じくイギリス2000ギニーとセントジェームズパレスSを制しました。ガリレオ系の中でも特にスピードに特化させながら発展させた血筋に加えまして、母父にはこちらもイギリス2000ギニーとセントジェームズパレスSを制したロックオブジブラルタルを配合して生まれたのが本馬です。

血統表全体に目を移しますと、両親ともに母方がスピードタイプの血で構成されていることが見てとれます。つまり血統表の半分が米国の血筋で構成されていまして、細かくみると2歳にして米国年度代表馬に輝いたフェイヴァリットトリックの父フォーントリックや北米2歳リーディングに7度輝いたストームキャットにごくごく近い近親のロイヤルアカデミーほか、スピードに富んだ種牡馬の血がちりばめられております。

欧州と北米血脈を配合した快速ガリレオ系種牡馬をよろしくお願い致します。デインヒル系にガリレオ系を配合したということで、フランケルを連想させる配合でもあります。

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