重賞2勝は“ミステリー”じゃない。実績最上位のキタウイング(小島)が2度目の栗東滞在で豪脚を発揮する。

土曜阪神のチューリップ賞(G2、芝1600メートル、4日、3着までに桜花賞優先出走権)にエントリー。火曜朝にまたがった小島師は「問題ない。カイ食いも大丈夫」と評価した。同じく栗東で調整した2走前の阪神JFでは先行策にトライして14着に敗れた。「あのレースをしてくれたおかげで、ためる方がいいとハッキリした」。前走のフェアリーSでは後方待機に戻して差し切り。今回も末脚勝負に徹する構えで、本番と同じ舞台であらためて真価を見せる。