世界最高賞金レースのサウジCを制したパンサラッサ(牡6、矢作)が25日メイダンのドバイワールドC(G1、ダート2000メートル)へ向かうことが決まった。

管理する矢作芳人調教師(61)が7日に発表した。鞍上は吉田豊騎手(47)。

サウジCでは1着賞金として13億1865万円が加算され、総賞金18億4466万3500円で、テイエムオペラオーを抜いてJRA歴代3位へ浮上した。歴代1位のアーモンドアイ(19億1526万3900円)とは7060万400円差、2位のキタサンブラック(18億7684万3000円)とは3217万9500円差となっている。

ドバイワールドCは1着賞金696万ドルで、勝てばJRA採用のレート(今年は1ドル=131・865円)で換算して9億1778万400円が総賞金に加算される。4着(賞金60万ドル)以上に入れば、アーモンドアイを抜いて歴代賞金王となり、3着(同120万ドル)以上なら史上初の「20億円ホース」になる。