日曜中山メインは桜花賞トライアルのアネモネS(リステッド、芝1600メートル、12日、2着まで優先出走権)が行われる。

抽選を通れば2頭出しとなる伊藤大厩舎の注目はゴキゲンサン。8日は美浦坂路を2頭併せで追われ、馬なりで4ハロン52秒9-12秒9を計時。いっぱいに追われたマイネルアラウダ(3歳未勝利)を2馬身突き放す上々の動きを見せた。函館2歳S以来7カ月ぶりだった前走は、急仕上げで中身が伴わずに8着。1度たたいた上積みは大きい。伊藤大師は「ガラッと変わってきた。引っ掛かる馬ではないですし4、5番手の内々で運んでくれれば」と力を込めた。僚馬アンタノバラードとともに権利取りを目指す。