21年のBCディスタフを勝ったマルシュロレーヌ(牝7)が5日に初子を生んでいたことが8日、分かった。種牡馬ドレフォンとの間に生まれた牝馬。ノーザンファームの中島文彦GMは「脚が長めの牝馬です。ドレフォンは芝、ダートでも走る種牡馬ですし、(母の)きょうだいも芝でもダートでも走れる馬ですからね」と将来の幅広い活躍を見据えた。

マルシュロレーヌは日本調教馬として史上初めて米国ダートG1を制覇。北米最強牝馬決定戦である当時のBCディスタフでは、G1・4勝を含む5連勝中のレトルースカなどを下す歴史的快挙を成し遂げた。国内では交流重賞を4勝するなどダート界のトップホースとして君臨し、通算22戦9勝。初子は25年夏以降にデビュー予定。