2番人気ソールオリエンス(牡、手塚)が後方から大外一気の差し切りを決め、3戦無敗で牡馬クラシック1冠目を制した。

手塚師はクラシック完全制覇へ王手をかけた。これまでに菊花賞を18年フィエールマン、桜花賞を13年アユサン、オークスを21年ユーバーレーベンで制している。レースを振り返り、「手応え良く上がってきていたけど、前とはかなり離れていたので、届くのかな、と。声を出して応援しました。信じて良かった」と笑顔を浮かべた。現在は日本調教師会会長という要職を務め、多忙な立場。次はいよいよダービーの舞台に向かう。「上積みしかないと思う。期待しています」と意気込みを語った。