天皇賞・春(G1、芝3200メートル、30日=京都)の枠順が27日に確定した。エンドロール(牡4、青木)は8枠15番に入り、ガルボ産駒初のG1出走が決まった。
ガルボは美浦の清水英厩舎に所属し、10年日刊スポーツ賞シンザン記念など重賞4勝を挙げ、芝のマイル路線で長く活躍した。G1には11度挑戦。得意の先行策と、親しみやすい馬名で多くのファンを魅了した。現役引退後はアロースタッドで種牡馬入り。少ない産駒の中から高知の最強馬ガルボマンボが登場するなど、父のガッツを受け継いだ馬たちが出ている。ダートグレード競走では同馬が22年のジャパンダートダービーを走っている(9着)が、産駒のG1挑戦は今回が初めてになる。
エンドロールを所有するのはガルボを育成したシュウジデイファームの石川秀守代表。母のトゥファーアウェイは5年連続でガルボの子を産んでいる。「ガルボはオーナーにとって、すごく思い入れのある馬で、種牡馬になってからも大事にされてきました。長い距離で活躍できているのは母系の影響もあるのかもしれませんけど、私も初めて見たときからエンドロールは素晴らしい馬だと思ってきました。エンドロールの下のガルボ産駒もいますし、エンドロールのお姉さん(ファストライフ)が生んだガルボの子もいい馬ですよ」(青木師)。
ガルボ自身はマイルでスピードを武器にした馬だったが、血統的には父が菊花賞、天皇賞・春を勝ったマンハッタンカフェ、母の父が英愛ダービー、キングジョージを勝ったジェネラスと組み合わせ。エンドロールは3代母の父にステイヤー御用達の血「リアルシャダイ」の名前がある。2勝クラスの安房特別を勝ったばかりで今回は格上挑戦になるが、今年3月に16歳で天国へ旅立った父へ、その雄姿を見せてほしい。

