連覇を狙った天皇賞・春の2周目4角で競走中止したタイトルホルダー(牡5、栗田)が2日のエックス線検査に続いて3日に腱靱帯エコー検査を受け、異常がみられなかったことが分かった。

同馬はレース後に右前肢ハ行の診断が出ていた。近日中に北海道へ放牧に出て、春は休養に充てる見通し。

栗田師は「火曜にレントゲン、水曜にエコーを撮りました。右半身の筋肉が背中からトモにかけて、言葉では難しいですが、筋肉痛を超えるくらいの感じとなっています。普通に歩いてはいますが、ゆっくり休ませたいです。去年よりは明らかにいい状態でレースに向かえました。いろいろな要因は考えられますが、どこでどうなったかはわかりません。追い切りもいい状態で終えましたし、一致団結してレースへ臨んだのですが。まずは無事に帰ってきた。ゆっくり立て直して、リセットして、また元気な姿を見せたいです」と話した。