1・4倍と断然人気に推された桜花賞馬リバティアイランド(牝3、中内田)が川田騎手に導かれ、昨年のスターズオンアースに続く史上17頭目の桜花賞、オークス2冠馬に輝いた。勝ち時計は2分23秒1。2冠牝馬の次の目標は3冠。秋華賞(G1、芝2000メートル、10月15日=京都)を目指す予定だ。

ノーザンファーム生産馬は19年ラヴズオンリーユー以来となる4年ぶり10度目のオークス制覇となった。中島文彦ゼネラルマネジャーは「桜花賞は少し冷や冷やしましたが、今日は安心して見ていられました。直線を向くときの手応えがすごかったですし、タイムも速かった。元々2000メートル以上あった方がいいと思っていた馬。これからもっと大きいレースを狙っていける馬だと思います」と期待を寄せた。1歳下の弟ダノンモンブラン(牡2、父ロードカナロア)も中内田厩舎に入厩予定となっている。