サトノクラウン産駒の4番人気タスティエーラ(牡、堀)が大激戦制した。弥生賞を制し、皐月賞2着からの臨戦。ダミアン・レーン騎手を背に直線で抜け出し、後続の猛追を封じた。勝ちタイムは2分25秒2。1954年のゴールデンウエーブ以来となる69年ぶりとなるテン乗り騎手のダービー制覇となった。

レーン騎手は「スペシャルです。速いスタートでポジションを取って、リラックスできるのがストロングポイント。今日の勝利はすべて馬のおかげでできました。(テン乗りがなかなか勝てないことは)聞いたことなかったです。(20年に2着だった)サリオスも素晴らしい馬でした。同じ厩舎からまたすぐにチャンスをもらえてうれしかったです」と笑顔でインタビューに応えた。

首差2着に1番人気の皐月賞馬ソールオリエンスが入り、3着には青葉賞2着から挑んだハーツコンチェルトが入った。2番人気の青葉賞馬スキルヴィングは直線で失速。ゴール入線後に転倒した。スタート直後にドゥラエレーデは騎手が落馬し、競走を中止した。

馬連(5)(12)690円、馬単(12)(5)2330円、3連複(5)(11)(12)4700円、3連単(12)(5)(11)2万9810円。

(注=成績、払い戻し金などは、必ず主催者発表のものと照合してください)