3番人気タイセイサムソン(牡5、奥村武)が逃げ切り、オープン初勝利を挙げた。勝ちタイムは1分33秒8。内枠からハナを奪い、最後は流しながら2着ガンダルフに4馬身差の圧勝だった。

「ポテンシャルがあっても強い相手だと出し切れないのが課題です。勝つ時は強いので、それが再確認できます。もっと上を目指せる馬だと思うので頑張ってほしい」と横山和生騎手。奥村武師は「スピードが生きる馬場は向いていると思ったし、和生が手の内に入れていますから」と笑顔を見せた。

今後はエルムS(G3、ダート1700メートル、8月6日=札幌)が目標になる。