久田敏之(43=群馬)が優勝戦1枠をつかみ取った。

準優10Rの1周1Mは富沢祐作にまくり差しを許したが、2Mで差し返して逆転。冷静な判断で勝利を収めた。「疲れた。余裕はないですね。でもポールポジションが取れて良かった。乗り心地とスタートは大丈夫だけど、足は中堅。起こしが深くなるのはいつものことですから」。4枠江口晃生は前付け、3枠土屋智則はピット離れ仕様を示唆したが、当然インは譲らない。地元11度目、通算では44度目の優勝へ向け、気迫のイン速攻を決める。