関西圏では土曜に続く2鞍目となった2歳新馬戦は、1番人気アトロルーベンス(牝、高野、父リアルスティール)が勝利した。

好スタートを決めたものの、道中は後方3番手に待機。直線では大外に出し、上がり最速34秒3の末脚でライバルたちを差し切った。勝ち時計は1分24秒4。

団野騎手は「ゲートはポンと出たんですけど、1枠1番ということもあり(ラチの内側の)車を見て外に張るようなところがありました。それでもその後のリカバリーはできましたし、しまいはフワッとするかなと思いましたが、抜け出してからもしっかりと走れていました。今後につながる競馬ができたと思います」と振り返った。

半兄に20年関屋記念など重賞2勝を挙げたサトノアーサーや、ダートでオープン勝ちのあるスワーヴシャルルがいる血統。次走は未定だが、今後の活躍が楽しみだ。