春のグランプリ宝塚記念(G1、芝2200メートル、25日=阪神)のファン投票最終結果が8日にJRAから発表された。

昨年の年度代表馬イクイノックス(牡4、木村)が21万6379票で1位に輝いた。この票数は、昨年1位タイトルホルダーの19万1394票を上回る歴代最多で、初の20万票超えとなった。

管理する木村師は「喜ばしいことですし、すごく責任を感じます。また、たくさん支持していただける馬に携われて、非常にありがたく思っています。今日、滞在中の栗東トレセンで追い切りを行いました。今後は馬の様子を見ながら、来週以降の調整プランを考えていきますが、期待に応えられるよう、取り組んでいきたいと思います」とコメントした。

2位は前年覇者タイトルホルダーで16万5067票。武豊騎手を鞍上に迎えたジェラルディーナが13万9111票で3位となった。

なお11日に発表される登録馬のうち、ファン投票上位10頭に優先出走権が与えられる。