山崎誠士騎手(38=川崎・山崎尋)が、兄の山崎裕也調教師(42)が管理する8番人気スプライト(牝)をキャリア9戦目で初勝利に導き、地方通算1800勝を達成した。03年10月27日の初騎乗から1万6782戦目。

スタート後は中団の後ろにつけ、3コーナー手前から進出すると、直前では外から鮮やかに差し切った。2着に2馬身差で勝ち時計は56秒3。

父の山崎尋美調教師(66)が騎手時代に挙げた1827勝が近づき、鞍上は「昔から目標にしていて、肩を並べるところまで来られたかなと。でも地道に1つずつ、足元を見ながら頑張りたい」と話した。