20年の日経新春杯を制したモズベッロ(牡7、森田)が引退することが1日、分かった。管理する森田直行調教師(61)が明かした。

同年宝塚記念では単勝オッズ106・1倍の12番人気から3着に入り、3連単18万円超の波乱を巻き起こした。また、重馬場で行われた21年大阪杯でもレイパパレの2着に入り、前年の3冠馬コントレイル(3着)に先着するなど、道悪が得意でG1でもたびたび大駆けを見せて存在感を発揮していた。

血統は父ディープブリランテ、母ハーランズルビー(母父ハーランズホリデー)。通算成績は28戦4勝。先週の宝塚記念(14着)がラストランとなった。