モリノドリーム(牝4、鹿戸)が単勝1・9倍の断然人気に応えた。函館開幕日の函館日刊スポーツ賞に続く連勝でオープン入りを決めた。ハンデ54キロで道中は後方待機。直線では大外から突き抜けた。2着に首差で勝ちタイムは1分9秒3。洋芝は4戦4勝とした。

横山武騎手は「前回よりも状態が上がっていると思いましたし、斤量も軽くなって、いい条件がそろっていたので自信はありました。4角で外に振られるロスはあったけど、勝ち切ってくれた。着差以上の完勝ですし、素晴らしい馬です」と笑顔で話した。

鹿戸師は「力通りの競馬。トモ(後肢)をよくケアしたい馬なので、この後の北海道では使わず、休ませます。また体調がいいときに使いたい」と今後を語った。