今年から新設された2歳重賞「第1回兵庫ジュベナイルカップ」(1400メートル)は4番人気のマミエミモモタロー(牡、諏訪)が内から突き抜けて、デビューから2戦2勝で初代王者に輝いた。

勝ち時計は1分31秒7。騎乗した川原正一騎手(64)は20年のじぎく賞以来3年ぶりの重賞制覇で、的場文男騎手が18年東京記念(大井)で記録した62歳の最年長重賞勝利記録を更新した。1馬身4分の1差の2着に3番人気のミナックシアター(牝、土屋)が入った。

 

マミエミモモタローのオーナー・間宮さとこ氏とともに、“名付け親”の漫才コンビ「ハイヒール」モモコが、7月12日の初出走に続いて再び園田へ来場。勝利に華を添えた。

モモコは「北海道(サマーセール)で見た馬が2つも勝つことができました。今日も見に来られて本当に良かった。(勝つために)これからもずっと見にこなあかんのかな」と笑顔だった。