単勝1番人気のナムラクレア(牝4、長谷川)が貫禄十分に差し切った。芝は重。勝ち時計は1分9秒9。

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☆ナムラクレア キーンランドCは初出走初勝利。JRA重賞はシルクロードS以来の今年2勝目、通算4勝目。通算成績14戦5勝。その5勝はすべて芝1200メートル。馬名の由来は「冠名+女性名より」。

☆長谷川浩大調教師 管理馬のべ3頭の出走で初勝利。JRA重賞はシルクロードS(ナムラクレア)以来の今年2勝目、通算4勝目。札幌重賞は初勝利。

☆浜中俊騎手 初騎乗で初勝利。JRA重賞は函館2歳S(ゼルトザーム)以来の今年5勝目、通算55勝目。札幌重賞は9回目の騎乗で初勝利。これまでの最高は今年のエルムSのロッシュローブでの3着。

☆ミッキーアイル産駒 2頭目の出走で初勝利。JRA重賞は京都牝馬S(ララクリスティーヌ)以来の今年3勝目、通算11勝目。札幌重賞は産駒2頭目で初勝利。

☆関西馬 22年ヴェントヴォーチェに続く勝利。通算成績は関西馬12勝、関東馬6勝。

☆単勝1番人気 19年ダノンスマッシュ以来の通算4勝目。

☆4歳馬 20年エイティーンガール以来の通算6勝目。

☆牝馬 21年レイハリア以来の通算12勝目。

☆サマースプリントシリーズ 勝ったナムラクレアは10ポイントを獲得して現時点で3位タイ。キーンランドCの優勝馬では10年ワンカラット、12年パドトロワの2頭がシリーズも制覇している。ちなみに、現時点の1位は21ポイントのジャスパークローネ。残るレースは9月10日阪神のセントウルS(G2、芝1200メートル)。