横山武史騎手(24=鈴木伸)が騎乗した3番人気セットアップ(牡、鹿戸、父デクラレーションオブウォー)が、後続に4馬身差をつけて悠々逃げ切り勝ち。キャリア3戦目で出世レースを制した。勝ちタイムは1分50秒5。楽に主導権を握りマイペースの離した逃げに持ち込む。抜群の手応えで直線を迎えるとさらにリードを広げ、後続に影を踏ませなかった。

横山武騎手は「テンションが上がりやすい子ですが、人間に対して素直で乗ってても操縦しやすいですし、本当にいいスタートを切ってくれました。馬場が悪かったので外と内、迷いましたが、ダートもこなせそうな走り方をしているので馬を信じて内を行ってみようと思って、想像以上に強かったですね。こんなに離せると思わなかったです」と完勝ぶりをたたえた。

2番手を追走したパワーホールが2着、好位で運んだ2番人気のギャンブルルームが3着で続き、前々での決着となった。

武豊騎手騎乗の1番人気ガイアメンテはスタートで出遅れ、勝負どころで位置を上げるも直線伸びを欠き、6着だった。

馬連(4)(8)2060円、馬単(4)(8)4050円、3連複(4)(7)(8)2370円、3連単(4)(8)(7)1万6700円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)