4着に入ったメイショウシンタケ(牡5、千田)が、サマーマイルシリーズで合計14ポイントを獲得して王者に輝いた。第1戦の米子S1着で8ポイントを獲得すると、第2戦の中京記念で1ポイント(8着)、第3戦の関屋記念で2ポイント(5着)を加算。暫定2位の11ポイントで迎えたこの日の4着で、3ポイントをゲット。対象レース1勝以上かつ12ポイント以上の優勝条件をクリアした。

同シリーズ4戦全てを完走したのは同馬だけ。暑くて熱い夏のマイル王決定戦を最後まで盛り上げた。

前走に続いて手綱を取った浜中俊騎手は優勝を伝え聞いた瞬間「おー!」と手拍子してパートナーを祝福。「夏4走目で数は使ったけど、タフに頑張ってくれた。二の脚で前に行けないので、内を回していこうと思った。ラストは伸びている。器用に競馬ができないけど、いつか展開がはまれば一発がありそう」とレースを振り返った。