1着馬に天皇賞・秋の優先出走権が与えられるオールカマー(G2、芝2200メートル、24日=中山)に向けて19日、マリアエレーナ(牝5、吉田)が最終追い切りを行った。

いつも通りに単走でCウッドを軽く1周した後、2周目で6ハロン79秒8-11秒5をマーク。最後までびっしり追われ、反応良く、鋭く伸びた。高島助手は「いつもと同じ状態。昨日(18日)の夕方に雨が降ったけど、いい時計が出ていたしスイスイ走れていた。暑さも苦にしないタイプ。体調は万全」と状態の良さを伝える。

前走の小倉記念は1番人気で4着だったが「斤量(56・5キロ)も背負った。調子自体は悪くなかったし悲観はしていない」と同助手。巻き返しは十分可能な状態だ。