木幡巧也騎手騎乗の4番人気、ハンデンカイザー(牡、牧、父ディスクリートキャット)がゴール前差し切ってデビュー勝ちした。不良馬場で勝ちタイムは1分54秒6。

好スタートを決めて2番手で流れに乗り道中はリズム良く追走。勝負どころで逃げたスペイドアン(2着)に離されたが、追い出されてからジワジワと差を詰め、しっかり捉え切った。

木幡巧騎手は「調教からダートが向くと思っていたし、千八も合うと思っていた。スタートセンスが良かったし、3、4角はもう少し楽に上がっていけると思ったけどね。終わってからも息が上がっていなかったし、集中すればもっといい競馬ができそう。今後が楽しみです」と期待を膨らませていた。