2番人気シュバルツクーゲル(牡、鹿戸、父キズナ)が初陣を制した。勝ち時計は2分4秒0。

五分のスタートから2番手をキープ。新馬戦らしくゆったりとした流れで折り合い、手応えよく直線へ。ゴールまできっちりと脚を伸ばし、2着カニキュルを1馬身3/4差離した。

半兄に19年弥生賞2着のシュヴァルツリーゼを持つ血統。西村淳也騎手は「いい状態で競馬場に来られました。フットワークがすごくよかったし、自信がありました」と振り返った。

鹿戸雄一師は「強かったですね。稽古の動きがよかったし、ある程度やれるとは思っていました。集中しないところが不安でしたけど、最後までしっかりと走っていたし、1回使ったことで大人になってくれれば」と今後の成長に期待を込めた。