今年7月に種牡馬引退を発表されていた2010年凱旋門賞2着馬ナカヤマフェスタ(牡17)が25日、繋養(けいよう)先のアロースタッドを退厩し、功労馬として余生を過ごす「うらかわ優駿ビレッジAERU」に到着した。「ジェイエス&アロースタッド」が公式X(旧ツイッター)で発表した。

ステイゴールド産駒の同馬は08年11月デビュー。10年宝塚記念を制し、同年凱旋門賞ではワークフォースと激闘を演じ頭差屈した。種牡馬としては活躍馬が出ず一時はシンジケートも解散されたが、18年日経賞をガンコが制して、種牡馬生活を再開。20年には産駒のバビットが重賞2勝を挙げていた。