アイドルホースとして人気のメイケイエール(牝5、武英)が2年ぶりにパシュファイヤーを外すプランを検討している。

昨年初戦のシルクロードSから、網目で視野を制限するパシュファイヤーと折り返し手綱を着けて走ってきた。今週末のスプリンターズS(G1、芝1200メートル、10月1日=中山)では、調教で新しいハミ「エッグバットハッピータン」が効果を発揮したため、折り返し手綱を外す予定。パシュファイヤーについては未定で、武英師は「枠を見て決めようと思います」と説明した。

その愛くるしい顔立ちから、今週25日には2冊目の写真集「メイケイエール公式ファンブック」が発売されたほどの人気を集める。パシュファイヤーで折り合いが改善した一方で、ファンの間では「顔が見たい」との声も多い。念願のG1制覇へ向けて練る作戦の1つではあるが、その決断が注目される。

ただ、デビュー3戦目のファンタジーS以降はずっとメンコを着けており、パシュファイヤーを外したとしても“すっぴん”になる可能性は低そうだ。