英国から参戦したトゥルーシャン(セン7、A・キング、父プラントゥール)が断然人気に応え、21年に続く2度目のカドラン賞制覇を果たした。G1は21年グッドウッドカップを含め3勝目。勝ちタイムは4分19秒52。

スタートから先手を奪うと、マイペースの逃げで最後は2着ムーンウルフに4馬身差の快勝。鞍上のホリー・ドイル騎手は「正直なところ、朝、馬場を歩いた時に心配になっていましたが、彼は素晴らしい能力を持っていますし、素晴らしい調教師に管理されています。スッと前に行くことができて、期待通りのレースをしてくれました」と笑顔で振り返った。

昨秋はパートナーのトム・マーカンド騎手とともに短期免許で初来日したホリー・ドイル騎手。今秋もマーカンドとともに米国のブリーダーズカップ開催が終わった翌週、エリザベス女王杯週から短期免許での来日を予定している。