単勝1・9倍の1番人気ジューンブレア(牝、武英、父アメリカンファラオ)が差し切り、デビュー勝ちした。勝ちタイムは1分11秒0。スローペースの中、馬群でしっかり折り合いをつけ脚をため、直線進路が開いて促されると、逃げたフィオライアを余力十分に捉えた。

武豊騎手は「調教も動いていたし、レースもすごくスムーズでした。細かいところに修正点はあるけど走ることに対し、かなり能力がありそう。距離もマイルくらいまでなら問題なさそう」と上々の評価を与えた。

武英師は「調教通りの感じで順当勝ちかなと思います。調教でも時計が速くなってから沈み込むような感じで、追ってからいい反応でしたね。女の子なので、マイルのいいところを狙いたいですね」と次走は未定も大舞台を見据える。