秋の京都開幕を飾るメイン重賞は、伝統のG2、京都大賞典(芝2400メートル、9日、1着馬に天皇賞・秋優先出走権)が行われる。

昨年の覇者ヴェラアズール(牡6、渡辺)は2日、栗東坂路を4ハロン55秒8-13秒2で駆け上がった。

「普段の15-15(1ハロン15秒ペースの調教)より、しまいを動かしました。追うごとに良くなっている感じはします。もうちょっと体が締まってくれば」と渡辺師。

完調とはいかないが、着実に上昇カーブを描いている。まだ時間は十分あり、レースまでの調整で本来の姿を取り戻せば連覇が近づきそうだ。