1日の凱旋門賞で2着に入ったウエストオーバー(牡4、英国)が、電撃引退することが分かった。5日に、同馬の生産者でオーナーでもあるジュドモント(ファーム)が、X(旧ツイッター)で発表した。

「先週日曜の凱旋門賞を勇敢に走り終えた後、キャリアに終止符を打つ負傷を負った」。種牡馬入りのプランについては、後日発表予定としている。

フランケル産駒のウエストオーバーは、昨年の愛ダービーと、今年のサンクルー大賞を制してG1・2勝。通算成績は13戦4勝。今年3月ドバイシーマクラシックでは、勝ったイクイノックスから3馬身半差の2着に入っていた。