全国7地区8人の代表による第13回ジョッキーベイビーズが8日、東京競馬場で最終レース終了後、芝直線400メートルで行われ、川田将雅騎手の長男で、東海地区代表の川田純煌(ぎんじ)くん(11)が優勝した。

ポニーのツクモビジン(牝9)にまたがり好スタートを決めると、そのまま府中の長い直線を力強く駆け抜けた。ゴール前で両手を挙げて喜ぶ父へ晴れ姿を届けた。

多くのファンの前でマイクを握り「全く緊張しなかったです。(父からの助言は)特になかったですね。(将来の夢は)世界のトップジョッキーになりたいです」と落ち着いた口調で答え、父を超えたいか、との質問には「はい!」と力を込めた。

以下、参加騎手コメント

2着 上野未結さん(11=関西地区代表)「すごく馬が頑張ってくれたので、すごく楽しかったです。全力を出せたのでよかったです。(将来の夢は)馬を助ける獣医になることです」

3着 八嶋志有歩(しゅうほ)くん(12=北海道地区代表)「初めての全国大会で3位には満足していませんが、自分の力は出し切れたと思います。(将来の夢は)凱旋門ジョッキーです」

4着 荻野 杏 ローズさん(12=関東地区代表)「ちょっと悔しかったけど、東京競馬場の芝を走れてすごくうれしかったです。思っていた3倍くらい人がたくさんいて、私のことを応援してくれてうれしかったです。世界をまたがるジョッキーになりたいです」

5着 山中怜佳(れいか)さん(12=関東地区代表)「すごく悔しいですけど、完走しただけでもとてもうれしいです。スタートは遅れましたが、何とか5着をとれてうれしかったです。(将来の夢は)ジョッキーです」

6着 岡村真花(しいな)さん(11=沖縄地区代表)「楽しかったです。真っすぐ走れて落ちずに走れてよかったです。(将来の夢は)ジョッキーになりたいです」

7着 川崎瑛太くん(9=九州地区代表)「楽しかったです。走るのが好きそうな馬でした。(将来の夢は)ジョッキーです」

8着 佐久間悠太くん(12=東北・新潟地区代表)「最下位ですごく悔しいです。お客さんがいっぱいいて、直線がとても長かったところが印象的です。世界で活躍するジョッキーになりたいです」