JRAの定例会見が16日、東京・新橋のJRA本部で行われた。24年の開催日割が発表され、中央競馬は中山、京都競馬場で東西金杯の組まれた1月6日(土)~8日(月・祝)の3日間開催でスタートする。

また、阪神競馬場スタンドのリフレッシュ工事のため、平年の第3~5回阪神開催を京都または中京開催に振り替える。25年春完成予定。これにより、宝塚記念、阪神JF、朝日杯FSは京都での施行となる。

3月の定例会見で説明が行われた新たな暑熱対策の進捗(しんちょく)状況も伝えられ、第2回新潟での2週間で“2部制”を取り入れることが正式に発表された。1R発走時間を午前9時35分ごろとし、5R(同11時35分ごろ発走)後に酷暑帯を避ける3時間半ほどの休憩が設けられる。準メイン、メインの発走時間は従来通りの時間帯となる6、7Rに設定され、最終12Rは午後6時25分ごろ発走を予定。装鞍(そうあん)所集合時間を繰り下げ、パドック周回時間もさらに短縮される。

また、他のG1と装鞍所集合時刻およびパドック周回時間の異なるダービーも、暑熱対策としてそれぞれ繰り下げ、短縮となる。