1番人気ジークルーネ(牝、栗田、父キズナ)がゴール前で鋭い脚を伸ばし、初陣を飾った。

半兄に3連勝で青葉賞を制したスキルヴィングを持つ良血。デビュー戦で兄に引けを取らない素質を示した。勝ち時計は1分22秒9。

ルメール騎手は「スタートからスピード出して、すごくいいポジションを取ってくれた。その後も真面目。だんだんトップスピードになった。1400メートルもちょうどいい」と高評価だった。

栗田師は「気性が素直で勝ち気ですね。ストライドとかトモの弱さがあるけど、気持ちでカバーしてくれた。体の使い方が良くなれば距離の融通も利くようになると思います」と今後の成長を期待した。