右足を負傷した武豊騎手(54)は再来週の復帰を目指す。自身の公式サイトで31日に明らかにした。

29日の東京5Rのレース後に騎乗馬に蹴られ、天皇賞・秋のドウデュースなど3鞍で乗り替わりとなっていた。11月3日のJBC3レースの騎乗もすでにキャンセル。翌4日にオオバンブルマイ(牡3、吉村)で挑む予定だったオーストラリアのザ・ゴールデンイーグル(芝1500メートル)も断念して、マイルCS(G1、芝1600メートル、11月19日=京都)の行われる再来週の復帰へ、治療とリハビリに専念するという。

同サイトでは症状について「太ももの筋挫傷」と明かし「もう少し下に当たっていたら膝が砕けていたかもしれません。今はいい方に考えています」と前向きにとらえていた。